中学入学と共に不登校になりました。
当時は何が原因だったか分からずにいましたが、今になって考えると、歳の離れた弟が生まれる頃だったと思います。
難しい年頃に仲の悪いと思っていた父と母から子供が生まれる…。
何が起こっているか自分も周りもわかり、からかわれるのも辛くて、少しづつ学校から足が遠のいて行きました。
生まれてきた弟はすごく可愛かったですが、生まれたからといって学校にすぐに行こうとはなりませんでした。
やはり、サボリぐせではないですが行くきっかけが見出せませんでした。
久々に行くとやはり周りの目やスピードについていけず…。
またすぐ休みがちになりました。
先生もよく家まで来てくれたり、夕方に補講などもありましたが、補講に行く際に同級生とすれ違う際にコソコソなにか言われている気がして不安でした。
学年が変わっても、行く意味を見出さず結局3年間ほぼ通わないまま卒業することになりました。
卒業後は進学という選択肢は思い浮かばず、そのまま知り合いのつてを頼って働きにでました。
本当はやってみたい仕事や勉強してみたいこともありましたが、今更そんなこと言えず言われるまま就職しました。
今は特に後悔していませんが、どこかで学校に行けるようになるきっかけがあったのではないかと、後悔にも似た気持ちになることはあります。