不登校児はコロナの休校で変化があったのか|学校が当たり前の概念と選択肢

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コロナの休校が不登校の家庭にどう影響があったのか。

 

不登校児がどんなふうに休校中を過ごしたのか

連載記事を読みました。

参考 やればできたオンライン授業 コロナが突きつける不登校の学ぶ機会 「学校行きや」変わらなかった重圧【#コロナとどう暮らす】Yahoo!JAPANニュース 参考 コロナ禍、不登校家庭の苦しみ 休校明け「学校はすばらしい」の重圧 ずっと背負ってきた悩み、露呈しただけ【#コロナとどう暮らす】Yahoo!JAPANニュース

 

りら

不登校児の重圧について書かれています。

わが家の娘について書いてみますね。

学校に行けない罪悪感と葛藤

娘は12月の月初から不登校になりました。

冬休み明けの3学期、1月が一番辛い時期でした。

復帰するなら今。これ以上 期間があくと行きづらくなる。

少しの勇気を出そう。行かせようとした。

今まで口出ししなかった主人が行かせようとした。

 

やっぱり行けない。娘は苦しみ、反抗しました。

この件で家族とも距離ができた。特に主人と娘。

家庭内での居場所を奪う結果となった。

 

この対処、今思えば大きな失敗です。

でも、あの時はわからなかったんです。

娘自身もこのままじゃいけない。行きたい。

親も行かせたい。けれど、どうしても行けなかったんですね。

 

しばらくして 娘の心が限界だとわかった。

学校から完全に距離を置くことにしました。

電話連絡も断ち、時々行っていた夕方登校もやめました。

学校から解放されたことで、一時的に落ち着きました。

 

そこまで苦しんで学校に行くことはない。

親が不登校を完全に受け入れたんです。

それでも、娘自身は受け入れていない。

みんなが学校に行ってる間は罪悪感でいっぱいです。

 

自分を責める。部屋にひきこもりました。

みんなが学校に行っている間は外に出てはいけないと思うんです。

そろそろ学校と連絡を取らなきゃと思った矢先にコロナの影響で休校となりました。

 



みんなも学校を休んでいる安心感

みんなも同じように学校が休みとなった。自粛生活に入った。

娘はずっと自粛生活を送っていたようなもの。

だから、生活自体は何も変わってないんです。

 

言われている 給食(栄養面)や運動不足については 前から何とかしなきゃと思っていた。

昼食には卵料理や納豆、チーズ、牛乳等を取るようにした。

サプリやプロテインも取った。

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ゲームのリングフィットを使って運動をさせた。

自粛となってから、売り切れとなったリングフィットですね。

学校に行かなくなり代用方法を考えた。そこは他のお母さん達と同じです。

 

休校になって大きく変わったのは、娘の気持ち。

心が元気になっていき笑顔が増えた。充電期間に入った。

でも、学校再開の報道がされるにつれて不安がまた襲ってきた。

自分だけ行っていない不登校とは大きく心理面の負担が違うんです。

罪悪感の存在が本当に大きい。

 

行くのが当たり前・子供は学校に行くのが楽しみという概念

罪悪感の根底にあるものは何か。記事にある重圧です。

学校は行くのが当たり前の場所。

世間では その認識がいかに強いかを知った。

 

学校は子供たちが行きたがっている場所。

早く学校に行きたい。お友達に会いたい。

そんな子がほとんど。待ちわびている親がほとんど。

テレビの報道、インタビューは そう印象づけた。

 

わが家は違います。とても 複雑な想いで見ていました。

自分がおかしいの?って子供は感じる。

画面の中のキラキラした子供達、大人が望んている子供はこれなんだ。

 

そして、学校が再開した。

みんなも長い間、学校から遠ざかった。

もしかしたら、どさくさに紛れていけるかもしれない。

 

分散登校となる。少しずつ慣らせるから ちょうどいい。

そんな風に思った。娘自身も行こうとした。

今回は無理やり行かせたりはしていない。本人に任せた。

 

でも、行けたのは出校日と分散登校1日だけ。

その後は やっぱり同じようにぱたっと行けなくなりました。

2年の3学期と同じように苦しみました。

朝、行こうとして行けない。自分を責める。

ハムスター涙

このタイミングで登校し始めた子もいます。

Twitterで知り合った方々のお子さん。

転機となり行けたパターンと娘と同じように苦しんだパターン。

どちらもありました。心の回復度、本人の成長によるんだと思う。

娘にとっては、まだそのタイミングではなかった。

 

いじめなど環境の要因が大きい場合もあるでしょう。

きっと そんな子も辛い思いをしていたと思います。

再開を待ち望んでいた子供たちだけではない。

 

うちの場合は、結局、変わらなかった。

コロナの前も後も。不登校のままでした。

もう一度、不登校という現実と向き合うことになった。

 



不登校児のオンライン授業について

休校中に無料でオンラインの勉強ができるようになった。

IDとパスワードを知らされた。

でも、大量の課題プリント。学校に提出し1学期の評価につながった。

授業がプリントに変わっただけです。

 

私の地域ではオンライン授業は普及しなかった。

ただ、オンライン授業も、記事にあるように娘の状態では難しかったと思う。

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不登校になりかけの頃は塾にも行けていたし、勉強もしていました。

でも、完全に心が空っぽになると、勉強も手につかないんです。

不安でいっぱいの時は何もやる気が起きない。

 

不登校児にも勉強ができる状態の子とできない状態の子がいるんです。

娘を見ていて感じた。

からっぽになる前に心を休ませて充電することが大事です。

 

不登校になった時点でかなり消耗してる。

少しの充電で学校に行けたとしても、また からっぽになっちゃうんです。

無理をさせれば 一気に充電切れをしてしまう。

だから、次に行けない。もたないんです。

 

オンライン授業は できることなら あった方がいいです。

まだ、心に余力があるうち、充電してからなら、学びの新しい形として有効。

いじめなどで学校に行けない場合にも。

 

復帰するのに 勉強がついていけないことも不安材料となります。

子供の状況に応じて 学ぶ方法がたくさんあった方がいい。

 

重圧を安心感に変える選択肢の多様化

学校に行くこと、教室で学ぶことが当たり前。

それができなくなったら、居場所が突然なくなる。

これがどれほど 子供にとって不安なことか。

不安障害となり ひきこもりとなりました。

 

娘の学校には別室登校はないです。保健室か夕方登校となる。

市の適応教室はあります。フリースクールも遠いけれどある。

あるじゃない。十分でしょって思うかもしれない。

でも、そのハードルって高いんです。

 

少人数のために、先生方も配慮は難しいでしょう。

担任がメインで対応することになる。大勢の生徒の中の一人です。

夕方登校も担任の負担となり 申し訳ないと思う。

子供も気をつかい、これも罪悪感となる。

 

みんなと同じことができないことが問題となる。

特に 小中学校は同調性・協調性が求められる。

通常級は同じ指導となる。配慮を求めるなら特別支援級となる。

 

なんとか周りに合わせてきて無理となった場合、行ける教室がなくなる。

枠からはみ出た子達の最適な居場所はどちらでもない。

 

不登校となっても、もっと選択肢が他にあればと思う。

学校に行けない =  脱落者のような風潮がある。

問題児、特別視。それが本人をさらに苦しめ 自己否定感を強める。

親も戻そうとする。親子関係もこじれる。

どんどん子供の居場所を奪う。

 

今までのようなスタイルで学校に通わなくてもいい。

それが無理になった時に 他にも選択肢がある。

心が疲れた時に利用しやすい場所。

休憩しながら通える場所。

理解できる先生と過ごせる場所。

相談しやすい場所。

 

もちろん学校だけの問題ではない。

背景には発達や家庭での問題もある。その面が大きい。

親も悩む。変わろうとしている。

子供が受け入れて成長するまでに時間がかかる。

その間、追い込むのではなく、一緒に見守ってくれる場所があればと思う。

 

決まったレール以外にも分岐したレールがあれば。

はずれた時にそんなレールが見えていれば安心すると思う。

「重圧」ではなく「安心感」に。

もっと学校との関わり方が選択でき、多様化することを願う。

そんな思いで読んだ記事でした。

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