今日、Twitterのトレンドから見た記事です。
参考 41歳で余命知った肺癌医師が遺した死への記録 2001年ブログもなかった頃にPHSで書いた日記東洋経済オンライン
たくさんのことを考えさせられたので ここに残しておこうと思う。
悩んでここに来た方は、私の記事を読むよりも、この記事やサイトを読んだ方が何か感じることがあると思う。
本も発行されています。
今、私はとても大きな悩みを抱えています(自分にとってです)
子どもの不登校や心の状態、そしてこれからの進路や未来。家族とのこと。
生きていくことが辛くなったり、投げやりな気分になることもあります。
なんで自分はこうなってしまうんだろうと。
けれども、自分には まだたくさんの時間があって できることがある。
綺麗ごとじゃなくて、先のことはやっぱり不安です。
でも、先が長くあるからこその不安なんですよね。未来があるから。
こうやって、自分の気持ちを書いて簡単に残す時代に生きている。
それだけでも幸せなことなんだと思いました。
医師が遺したホームページです。
このサイトの闘病日記は2001年9月30日~始まります。
携帯はあった。けれど、今みたいにネットに繋がっていなくてサイトを見ることはできなかった。
携帯は連絡を取る手段だった時代。
そんな時代に、病室でPHSから日記を書いていた。サイトを作り上げるのも大変だったと思う。
医師として医療、がん検診、民間療法・・・たくさんの情報が率直に書かれています。
少し紹介すると
がん検診は宝くじのようなものと言っています。大腸がんについては有用性が追記されています。
年2回のがん検診を受けていても手術不能の肺癌が見つかった医師の言葉で現実的だと思いました。
あれから、19年 今は変わってきたんだろうか。
昨日、ちょうど 子宮頚がんと体がんの検診結果を聞いてきたばかりです。
私の病気、子宮内膜増殖症は前がん状態で見つけることが大切です。
通常のがん検診だと、子宮内膜増殖症も見つかりません。
がん検診って必要ですか? この質問を医師にしたことがあります。
宝くじ・・・やらなきゃ見つかる可能性もないんですよね。
ステロイド問題。
これ、まさに私。ニュースステーションの久米さん、あの日の衝撃を今でも覚えている。
私がステロイド軟こうを怖くなりごみ箱に捨てた日ですね。
そこから、壮絶なリバウンドを経験しました。
たくさんのお金を民間療法に費やしました。3桁以上です。騙されもした。
最後は段階的にステロイドを上手に使うことにより日常生活を取り戻しました。
家族、患者さん、医療関係者、10代の女性、いじめで悩んでいる人、自死を考えている人、マスコミ関係者、本当に多くの人にメッセージを伝えています。
読み飛ばしてくださいと書かれている子どもたちに遺したメッセージも心に響きました。
人生を決めるターニングポイントで親が干渉をせず信頼して任せる。
学習塾に行かせず田舎で伸び伸びと自由に。勉強すべき時がきたら子どもは勉強する。
親孝行は社会人として自立、最愛のパートナーを見つけること。
人生で、なにもかも実現することはできないけど、自分の良い部分・悪い部分・強い部分・弱い部分を知って、自分に与えられた能力を精一杯発揮すること。
朝から記事を読み、サイトをずっと読んでいました。
今のサイトのように装飾されていないけれど、とても読みやすいです。
心にすっと入ってくる。この医師が生きていて語りかけてくれてるよう。
こうやって、ずっとネットの中で気持ちが生きているんですね。
現実的な医療や医師、患者となった気持ち、そして 親として、人として すごく大切なことがたくさん書かれているサイトです。