息子が中学生のとき、ごく短期間ではありますが不登校になりました。
朝、なかなか起きられず、起きても胃のあたりがむかむかしたり、ときどき痛かったりと、おなかの調子が悪いことが多かったです。
当時はなぜこうなるのかよくわからず、内科に行ってみてもらいました。
おなかの具合が悪いのは、胃腸にガスがたまりやすく、胃腸が弱いからだろうということだったので、学校には無理には行かせませんでした。
その後1ヶ月くらいの間、学校に行ったり、休んだり、あるいは遅刻していったりということが続きました。
そうして、そのうち病院で処方された薬が効いたのか、何がきっかけだったのかはわかりませんが、自然と普通に起きて登校できるようになりました。
その後、息子は一応無事に卒業したのですが、卒業してから「実はあのときは・・・」と話をしてくれました。
不登校になった直前、息子は部活の顧問からひどく叱責されたそうです。
理由はその日大事な全体練習があったのに、部活の時間に大幅に遅れてやってきたからです。
ですが、息子はクラスでしなければならない用事があり、担任の先生から顧問の先生にそのことを伝えてくれるようちゃんと頼んでありました。
それを担任の先生が忘れたのです。
また、あとから同じ部の子のお母さんに聞いたところ「先生の怒り方が激しくて、あんなにされたら誰でもへこむとうちの子は言っていた」と言われました。
私は当時息子がどんな気持ちだったか気づいてやれず申し訳ないと思いました。