不登校でも平気だったのは、教育支援センターに通っていたからです。
今はオンライン学習の教材が充実しているので、自宅で学習できます。学校にこだわらなくても勉強はできます。
出席扱いとなる自治体運営の教育支援センターと民間がやっているフリースクールどちらにも通いました。
大きな違いは学校に戻すことを前提にしているかどうかです。
どらにしても大切なことは子供の居場所を作ってあげることです。
りら
ここからは管理人が書いています。
今回は教育支援センター、フリースクールに通った体験談を書いていただきました。
ご本人のお話です。
適応教室は知っていたのですが、教育支援センターは聞いたことがなかったので調べました。
適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)、または教育支援センターは、市町村の教育委員会が、長期欠席をしている不登校の小中学生を対象に、学籍のある学校とは別に、市町村の公的な施設のどこかに部屋を用意し、そこで学習の援助をしながら本籍校に復帰できることを目標に運営している教室である。
ここに参加していることは学校への出席として扱われる場合が多い。担当者は、市立の小中学校の教員か、もしくは退職した元教員をあて、定期的に精神科医、もしくは臨床心理士がカウンセリングを行う。但し、ここではうまくいかず、民間のフリースクールやフリースペースに移っていく例も多い
自分の住んでいる市は適応教室。県には4つ教育支援センターの市がありました。
自治体ごとによって違うんですね。
呼び方が違いますが、Wikipediaの説明だと同じです。
目的は、体験談にもあるように、元の学校に戻すこと。
教育委員会が設置していて出席日数にも反映する。
民間のフリースクールとの大きな違いはそこですね。
どちらが向いているかは子供の状況、気持ち次第だと思います。
不登校になったって、学校に変わる居場所ができれば問題はない。
家族以外の人と関わった方が本人にも親にとってもいい。
ただ、娘の場合も適応教室の話がでましたが本人が嫌がりました。
学校を通して申し込みと聞いていて連携が必要でした。
結局、数分の夕方登校、先生と会うぐらいで、引きこもりになっていきました。
こうならない方がいいんです。でも、仕方がないこともあるんですよね。
今の学校は無理だけど勉強したい。他の人と関わりたい。新しい環境で通ってみたい。
そんな気持ちがある子には適応教室やフリースクールは合っていると思います。
心が疲れ切っている子はまずは自宅でゆっくりと休む。
学校にプリントを取りに行くぐらいしかできない。
でも、そうしている間にタイミングを失ってしまうことも。
学校に行かなくても 子供の居場所は必要だと思っています。
なお、適応教室や教育支援センターは義務教育である小中学生が対象です。
高校の場合はないと思っていました。学校内に適応教室がある体験談もありました。

りら
貴重な経験をお話しくださり、本当にありがとうございました。
