知人の子に体調が悪くて学校に行けなくなってしまった子がいます。
病院で検査をしたら、起立性調節障害だと診断されたそうです。
通院をして体調がよくなれば学校に行けるようになると主治医から説明があったようですが、なかなか体調がよくならず、学校に行けない日が続いていました。
薬だけでは改善が難しく、日常生活の改善が重要だと主治医から言われていたようです。
主治医は起立性調節障害にあまり詳しくないようで、日常生活の改善はどうやって行ったらよいのか詳しくわからなかったと友人が話していました。
そのため、友人自らが本を読むなどして起立性調節障害について勉強をして、生活習慣の改善に取り組んでいました。
食事では塩分を多めに摂るようにします。
大人が塩分の摂りすぎをすると血圧が高くなる心配があるので、調理は別にしたそうです。
薄味で作って後から子どもの分に塩を足せば、調理の手間を省くことができます。
知人の子どもはゲームが好きで、夜遅くまでゲームをすることがよくありました。
その改善が一番苦労をしたそうです。
ゲームは何時までしかやらないと子どもと話し合ってルールを決めて、早寝の習慣を作ったそうです。
改善には時間がかかりましたが、現在は学校に通えるようになっています。
起立性調節障害で学校に行けない場合は、家族みんなで協力することが大切なのだと思います。