体験談|家庭教師として不登校の子どもに教えた経験から思うこと

家庭教師
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体験談を募集した時に、本人やご家族だけではなくて、先生など不登校の子ども達と関わった方々からも募集しました。

様々な視点から お聞きしたかったからです。

前回、学校以外の学びの場所(フリースクール、塾)の先生の体験談を紹介しました。

通える場所になかったり、家から出られない子もいます。

自分の部屋ならば安心できる子には家庭教師という方法もあります。

そら

今回は家庭教師として不登校の子どもと接した体験談を紹介します。
相性もありますが、うまくいけば カウンセリングのように相談相手になってもらえることもあります。

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オンライン家庭教師も普及してきました。
不登校のサポートがある会社がたくさんあります。

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不登校の男子生徒に中1の冬~中3まで家庭教師として教えていました。
 
面接の際、ご両親が「難しい子なので、沢山の先生に体験レッスン受けさせてもらって、本人に一番信頼できる方を選んでもらうつもりです」とお話がありました。
 
男子大学生など、生徒の年齢に近い人が選ばれるかと思いきや、当時30代半ばだった異性の自分が選ばれたので、年齢や性別や学歴・資格などより、まず不登校の子どもとウマが合うかが大切なんだなと思いました。
 
中1の夏から学校に行っていなかったので、勉強の遅れがかなりありましたが、ご両親にも生徒にも、「いくらでも挽回できるので焦らないでください」と伝えました。
 
生徒は心を開いてくれて、冗談や本気の悩み相談などもしてくれるようになり、授業の後にはお互い腹をわって語り合ったものです。
 
彼の場合は、学校の教師に問題があり不登校になったので、私はそれは「正当な理由だから学校に行くも行かないも堂々としていていい」と言いました。
 
しかし、お母さんのほうが本人以上に不安定で対応が難しいことがありました。
 
たまに長々と相談されることがあるかと思えば、泣き出したり、短気になったり…心配は分かりますが、親はどんと構えたほうが子どもが安心すると感じました。
 
というのも、親が不安定だと、子どもは親のために無理して学校に行かなくてはいけないのではないかと悩むからです。
 
私の生徒は色々と話し合った結果、中3の夏から学校に行き始めました。その頃には成績もかなり上がっており、やはり家庭学習は大切だと実感しました。
 
「これで授業についていけなかったらまた学校がイヤになっていたわ。先生ありがとう。」と言ってくれた時は涙が出ましたね。
 
最近は不登校の生徒が増えていますが、事情や理由は千差万別なので、そのことについて一概に言うことはできません。
 
結局のところ、一人ひとりとしっかり向き合っていくことしかないのです。
 
ある期間学校に行かなくても、それが人生まで左右することはないので、本人を認め、よく話をすることが大切だと思いました。

高校3年生の夏休み以降に不登校になった男子高校生に、受験に向けた家庭教師として対応をしました。
 
彼が不登校になった原因は、クラス内での人間関係のようでした。それに女友達の問題も絡んでいたようで、負けず嫌いと聞いていた彼の性格が影響したといった内容のようでした。
  
不登校になった経緯などの詳細は、本人は話してくれませんので、親御さんからと家庭教師の依頼をしてきた関係先からの情報で知りました。
 
私の役割は、家庭教師とはいえ、大学受験に向けた家庭教師で、しかも、特定の1科目に関してのみ指導をすることでした。ですから、その詳細は知らなくても務まるということもあり、本人からあえて不登校の話を聞きだすということはしませんでした。
 
しかし、それでも、彼と短い期間接し、話を少しずつしていくうち、長年の教育経験、学生を見てきた経験から、こういう性格が友達とぶつかったんだろうなと思えることはありました。
 
それをストレートに彼に言ったところで、彼は受け入れるはずもなく、せっかく家庭教師として科目をうまく教えることができる程度の関係性が築けたのを壊すことにつながるだけですので、深追いをしませんでした。
 
最終的に彼は推薦入試で大学に合格し、無事大学生になったと聞いています。大学は高校生までの学生生活とは異なりますし、多様な学生がいるところです。
 
ですから、大学生活は基本的には問題なく過ごせるのではないかと思います。
  
ただ、どのような形で社会人になるのかにもよりますが、その際には同じような躓きがなければよいと願っています。

20代の頃、不登校の中学生の男子の家庭教師をしていました。完全不登校ではなく、たまには行っていたようです。
  
不登校の直接の理由は、親の離婚で転校して、転校先がかなり学習面で進んでおり、全くついていけなくなってしまったことでした。
 
母親からは、多感な年ごろなのと、離婚の影響もあるかもしれないということ、元々の性格が思ったことを内に溜め込みがちなので、勉強も教えてほしいが、どちらかというと話相手になってほしいという依頼でした。
 
確かに無口な子で、ポツッポツッとしか話さない子でした。指示したことを全くやってくれず、2時間無言だった日もあり、全然気ノリしないから、一緒にゲームをやって終わったこともありました。
 
私も、どう心を開いてよいかわからず、1年半ほど続け、とりあえず高校には合格できたことで家庭教師は終了となりました。高校に入ってからは、学校にもきちんと通い、バイトもしていたようです。
 
振り返ってみても、自分の存在を彼はどう思っていたのか、私が彼の不登校に対して何か意味のあることができたのか、(たぶんできていない)全くわかりません。
 
今、中学生の親になって思うことは、不登校の原因によって自分がどう動くかというのも変わるだろうなということです。
 
一番深刻だろうなと思うのはいじめの問題。もしいじめられて辛いのなら、行かなくていいというでしょうが、子どもが信頼できる友達がいるなら、この先に希望が持てると思うけれど、いないのであれば、この先友達が作れるかどうかというのを、すごく心配してしまう気がします。
 
でも、中学校という狭い範囲で友達ができなくても、世の中は広いから、絶対いつかいい友達に会えると言い聞かせると思います。
 
学校という社会が合わないとか、学習の意義が見いだせないというような理由であれば、合う居場所探しをするかなと思います。フリースクールやオンラインの学校などを探すと思います。
 
お子さんが不登校で辛い思いをしていたら、親も想像を絶する辛い思いをするだろうと思います。自分がそういう立場になったら、冷静な対応ができ気もしません…。
 
でも、子どもの思いを聞いて、それが叶えてあげられるかはわからないけど、絶対に味方でいるという気持ちでいようとは思っています。できることはそんなにないけれど、話を聞いてあげたいです。

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他にも不登校を経験したご本人、ご家族、また、先生など関係者の方々の体験談を多く紹介しています。

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