不登校のきっかけについてアンケート

不登校経験をいかして臨床心理士、民間の心理カウンセラー資格取得について

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今、カウンセリングを受けている方のなかには「私も、将来人のためになる仕事がしたい」「経験したことだから寄り添い気持ちを理解できる」と考えている人もいると思います。

実際に私も不登校を経験し、自分の将来に思い悩んだ時期もありました。でも現在は心理カウンセラーとしての資格も所有し、カウンセリングを行うこともあります。

 

心理カウンセラーといってもさまざまな人がいます。

あくまでも職種名になるので、なかには資格を所有せずに心理カウンセラーと名乗っている方もいます。

でもカウンセリングとして仕事にするのであれば、なにかしらの資格は持っていないと難しいと感じます。

 

最も一般的なのは、「臨床心理士」として大学で臨床心理学科を専攻し、大学院で博士号まで取得した高い専門性を持ったカウンセラーです。

大学院の数も限られていること、資格を取得するのは簡単なことではありません。

また資格取得後に企業に所属して仕事をしたいのか、大学に所属してカウンセリングを行うのか、医療機関、介護、学校などの希望によって就職活動が難しく資格をとっても、起業や副業としてカウンセラーをしている人もいます。

また定期的に学会に出席し、勉強し続ける必要もあります。

 

また、「認定心理士」は 大学で4年間、心理学の単位を修得し、「公益社団法人日本心理学会」の認定が必要となります。

 

他にも、民間の心理カウンセラー講座のようなスクールに行って学ぶ人もいます。

民間の団体や協会が認定する資格となります。種類が多くあり、こちらならハードルが下がります。

例えば、不登校訪問専門員やひきこもり支援相談士などもあります。

 

スクールの種類はさまざまで、例えば別の仕事をしながら週末だけ通って心理学について学ぶものもあれば、週5日通い重点的に学ぶものもあります。

民間のスクールで学ぶ場合は、就職支援も行っているような場所でないと、本業として心理カウンセラーを続けていくのは難しい部分もあります。

もしくは、心理カウンセラーの知識や技術をいかして起業する人もいますし、別の分野で心理学をいかしたマーケティングに携わっている人もいます。

 

最近は通信講座で学べるようにもなってきました。

子どもの心を知りたい、もっと心理について勉強したいと思う親御さんが資格を取ることも増えてきました。

今の時代、それだけ、メンタルケアは重要となっています。

職業としてだけではなく、自分自身、また 家庭や仕事など 多くの場面で役に立つ知識を学べるので 注目されています。

 

もし、現在不登校で出席日数が足りず、進学するのも難しいと悩んでいるのであれば「高校認定試験(旧大検」の選択肢もあります。

高校に進学しなかった人や高校中退など、高校を卒業していない人のために、文部科学省が実施している国家資格の一種です。

 

大検に合格すると、高校卒業者と同等の扱いになるので、大学・短大・専門学校の受験ができるようになります。

自分で勉強しなくてはいけない分、大変な部分もありますが、心理カウンセラーとして仕事をしていくための、選択肢を増やす意味でも高校認定試験も視野に入れてみていいでしょう。

実際に私のまわりでも、高校認定試験を受けて現在は、臨床心理士として仕事をしている人を知っています。

 

心理カウンセラーの資格を通して、どんな自分になりたいのか?また、どんな将来を描きたいのかまずは、カウンセラーの仕事を知ることから始めてみてもいいと思います。

不登校の経験をいかして活躍している方はたくさんいます。実体験があるからこそ、より親身になれる部分もありますし、「やってみたい」気持ちをぜひ大切にしてくださいね。