2学期の始業式に思う|制服や体操服に着替えても登校できない子供の気持ち

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夏休みが明け、2学期の始業式が始まった地域があります。

うちの地域は来週からです。今年はコロナの影響でバラバラですね。

 

学校に行きたくない子、行けない子にとっては辛い時期です。

夏休みが終わるころ、心が不安定になります。

 

始業式の前夜、地獄のように感じてる子もいる。

明日が怖い。明日が来ないことを願って。

 

悲しいニュースが流れないことを願っています。

18歳以下の子供の自死が多いのは、9/1 この時期です。

突出して多いんです。

 

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引用元:産経新聞 新学期 子供の自殺リスク、コロナで多重化 学校現場に緊張感

上記の記事より一部引用します。

文部科学省によると、児童生徒の自殺は平成30年度に332人となり、昭和63年度以降で最多となっている。平成27年度から増え続けており、同省は今年6月に全国の教育委員会を通じて学校現場に自殺予防の取り組み強化を促した。

過去約40年間の日別自殺者数を集計した内閣府の自殺対策白書(平成27年版)によると、18歳以下の自殺者は長期の休み明けに急増する傾向がある。最も多いのが夏休みで、春休みやゴールデンウイーク(GW)も増加が目立つ。

 

昨年、同時期の早朝 最寄りの駅で中学3年の女の子の人身事故がありました。

近くを通るたびに思い出します。

昨日もニュースで流れた。制服を着た女子高校生。

 

娘が不登校となって「死にたい」といった時から

ニュース記事の見方が変わった。

特に制服を着た子供の記事。心が絞めつけられる。

 

学校指定の通学服(制服や体操服、ジャージ)に着替えて行こうとする。

でも、行けない子もいる。

せっかく着替えたのに、なんでって思いますか?

そこまでで精一杯なんです。もう限界。

 

不登校が始まってしばらくの間、娘は学校に行けなくても制服を着ていた。

朝からずっとです。そして、夕方、みんなが帰ってから登校していた。

 

先生が「なんで 制服 着てるの?」って娘にさらっと聞いた。

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娘は黙っていました。

学校に行こうとしていたからですよ。

行かなきゃ。行かなきゃ。そう思っていたから。

 



娘の中学校は、現在は熱中症対策で朝から体操服でもいいのですが、登下校は制服。

制服が正装扱い。掃除や部活の時は体操服。

 

子供は制服より体操服の方が楽です。

だから、夕方の短時間 顔出しに来るだけなんだから体操服でいいよ。

そんなつもりでの声かけだったんだと思う。

 

先生は、夕方 学校に行く直前に娘が着替えたと思っている。

違います。午前中から学校に行こうとした。

遅刻して行こうとした。けど行けなかった。

学校に行かなきゃと葛藤しているうちに夕方になった。

心が休まる暇がなかったの。

 

やっと登校できた。学校に行けない罪悪感から解放されて安心する。

学校から帰って、ようやく制服が脱げるんです。

 

先生には 家の中で何が起こってるかわからないでしょう。

子供が苦しみ葛藤し、それを見守っている親。

 

あの頃、学校に行かなくていい。もう脱いでいいよ。

私も言えばよかった。行こうと頑張ってる。行ってほしいと思っていた。

 

たとえるなら 鎧を着て戦闘態勢のような状態かな。

学校が怖い。行けない子にとっては制服は とても重たい鎧。

今までは なんてことない可愛いセーラー服。

ある日を境に鎧に変わっちゃったの。

 

その鎧に着替えなきゃいけない気持ち、ずっと着ている気持ち。

制服を着ていることは、心がずっと戦っていた証。

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追いつめられると心がちゃんとした判断ができなくなる。

その前に 周りの大人が伝えていくことが大事だと思う。

 

自分で明日を終わらせようとしないで。

学校だけが世界じゃないから。そう思えるときがきっと来る。

 

そんなにまでして学校に行かなくてもいいよ。

自分の娘に 今は伝えていることです。

どうか生きていてね。母よりずっとずっと。