教室の一番前の席が怖いと言った娘の心理|好きな席と嫌いな席について

shock

中3になって、1日だけ分散登校で3時間の授業を午後から受けました。

この時、一番前の真ん中の席だったんですね。

それは五十音順。必然的にそうなったの。だから仕方ないよね。

 

帰ってきたときは明るかった。久しぶりにみんなと同じことができた。

友達と通学して下校。授業に出れた。達成感でいっぱいだったんだと思う。

 

でも、次の日の朝 どうしても行けなかった。

心では行きたいと思っても行けない。苦しんだ。

 

登校できた日の夜、「一番前の真ん中の席が嫌だ」と言っていました。

先生がまん前にいる席だよね。私も嫌でした。

落ち着かない。ノートも見られるしさ。早く席替えしてって思った記憶があるよ。

 

娘も、今までも一番前の席になったとき、同じことを言っていたと思う。

だから、そこまで気に留めなかった。そのうち、席替えになるよって。

あとから思うと、これって「不安・恐怖」のかなり大きな要因だった。

 



 

また行けなくなってから、それとなく担任に伝えた。

「一番前の席が怖いみたい。席替えってまだ先ですか?」と。

担任は「しばらく無理です。それで学校に来れるようになるのであれば考えます。」と言われました。

例えば、視力の関係で前がいいという子と交代などですね。他の子に影響が出ます。

 

そこまでしてもらっても行けない気がした。

配慮を求めすぎ、わがままかなって思いました。

なので、「一斉の席替えまでいいです。もし、席替えをしたら 次は後ろの方にお願いします」と伝えました。

 

娘に なんで一番前の席が怖いのか聞いてみました。

「視線」だそうです。みんなが後ろから見ている。それが怖い。

気にしすぎって思うよね。実際は見てない。

でも、これが不安症なんだと思う。突き刺さるような視線。

この恐怖の気持ちは周りが想像しているよりはるかに強いんだと思う。

 

不登校となった時も一番前だったって言っていました。

テストの席かな。娘が最後に受けたテストの席順。

 

恐怖で動悸や過呼吸、パニックのような状態になるのを必死で抑えている。

授業の時間はとてつもなく長く感じると思う。それがトラウマとなる。

 

ただね、これって誰でもそうだから、わがまま、考えすぎって思われる。

こんなリサーチを見ました。

参考 中高生の「好きな席」はどこ?ドキドキの席替えシーズン到来リサーチノート

中高生14,349人のアンケート結果。面白いリサーチだね。

画像がわかりやすいので、記事から引用させてもらいました。

sekigae1

sekigae2

だよね。娘が嫌がった席はズバリみんなも一番嫌な席です。

みんなも同じ気持ちなんだから特別扱いとなる。

窓側の一番後ろの席がサイコーよね。

ただ、娘は廊下側がいいみたい。逃げやすいからかな。

 

以前から、前の席は嫌がってたけれど、ここまで怯えたように言ってはいなかった。

娘の心の状態が変わったんです。

 

あと、今までの娘の言動を見てきて 視線以外に考えられることがある。

周りと必死で合わせてきた子。人と違うことを極端に嫌がった。

模倣ができない。みんなと同じかどうか確認できない。ペースがわからない。

みんなと同じがいい。人と同じことで安心するのに一番前だと見えないから。

 

自分から動くのが苦手で、まわりを真似ながらきたんだと思う。

学校側から見たら、周りと同じことができる子は問題ないよね。

今、それができなくなって苦しんでいる。問題となって現れてきた。

 

模倣は悪くない。繰り返しながら自立していく。成長していく。

けれど、娘の場合は合わせること、ついていくことに必死で自立心が育っていかなかった。

小学生ぐらいまでならそれでもいい。中学生は違う。

 

自分の意思で決めて実行する。自分のペースでやる。

自立しないといけない。それが難しく戸惑う。わからない。

だから、自信がなくなり 不安なんじゃないかと思う。