30人少人数学級で不登校の解消|コロナ休校後の分散登校で登校率上昇

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政権が交代しました。菅政権は教育改革の柱として、少人数学級の拡充をあげた。

現在の40人(小学生は35人) → 30人を目指す。

 

世界的に見ると日本は1クラスの人数が多い。

イギリスは日本の半分だと言われています。

また、公立よりも私立の方が多い。世界は逆です。

 

ここで問題となるのは財源。

少人数学級にすれば増えた学級分の教室と先生が必要となってきます。

エアコンの設置数も増えますよね。

 

それでも、この案を進めたい理由は

  • コロナの3密回避
  • 教師の負担軽減
  • 不登校の解消

 

今、教育現場で起きている問題です。

娘の中学は1クラス35~40人。37.8人ですね。

人数を減らせば、ソーシャルディスタンスの距離は広がりますね。

圧迫感は減る。そして、先生の事務作業などの負担も減ります。

shock2020年コロナ再開後、公立中学校の教員の70%以上が残業45時間以上の現実

 

 

私が一番気になる3つ目の不登校の解消について

ただ、集団が苦手な子にとっては30人も十分多いです。

視線が気になり 不安で教室に入れなくなった子には、そこまで変わらないと思う。

(これは娘の場合です。)

 

いじめは、先生の目が行き届くので減る気はします。

クラスもまとめやすい。学習効果も高くなる。

 

ただ、女子はグループを作ります。

必然的にグループ数が減りますよね。

交友関係でトラブルがあったとき、ほかのグループに入るという選択肢が減る。

孤立しやすく、合わない子と1年一緒にいなきゃいけないこともある。

 



実際に休校があけて、分散登校が始まったときのグラフです。

人数が少ないほど登校率が上がっています。

Small class

引用元:Yahoo!ニュース 「3密NG」で少人数学級の出番…菅政権、教育改革の柱に

 

このグラフの意味、なんとなくわかります。

娘も休校があけて、久しぶりの登校が分散登校でした。

約半年ぶりに、みんなと同じ時間に登校・下校しました。

教室に入れたんです。この時は男女別でした。17.8人ですね。

 

担任が、「年度始めは不登校の子も結構来ます。」と言っていました。

新しい担任が誰か、今度のクラスメイトが気になるから。

それと頑張って、今年は行こうと思うから。

不登校になりたくてなっていない子は戻ろうとしている。

そんな理由じゃないでしょうか。

 

実際、娘もそうでした。リスタートしようと頑張った。

久しぶりに登校するタイミングとしていいからです。

 

特に、今年はコロナで休校が長引いた。

みんなも一緒に休んだ。それは、不登校の子どもの気持ちを楽にしました。

自分だけ休むのと違い罪悪感がなくなる。

心が充電されていった。

その結果、学校に行けるかもしれないと本人も思った。

 

そして、分散登校で少人数となった。

少人数で慣らせるのはリハビリのような感じで行きやすい。

みんなも長期間休んで自粛生活を送っていた。

どさくさに紛れてというか、行きやすい環境ではあったんです。

 

だから、娘も行けたんですね。

でも、やっぱり不登校となっていきました。

このグラフの下降線のようにですね。現実は難しかったんです。

 

少人数の分散登校だったら、ずっと行けたわけではありません。

娘の中学校は段階的に人数を増やしていきました。

分散登校の期間も行けませんでした。最初だけ。

やっぱり、教室にいることが怖く、不安が消えなかった。

不安障害が治っていなかった。

 

でも、こうやって環境を変えただけで登校できる子が増えた。

娘の友達で 中2の3学期に不登校だった子は、そのまま登校できています。

少人数学級は不登校の子どもを減らせると思う。

 

けれど、今のままでは解消はしないのではないかな。

私が子どもの頃は もっと1クラスの人数が多かった。

45人はいたと思う。けれど、不登校は少なかったんです。

 

この教育改革は不登校を解消すること、減らすことを目標としています。

支援ではないんだと感じました。

 

どうしても、枠からはずれてしまう子がいる。

はずれないようにする工夫も大切です。

でも、はずれてしまった時に、その子たちの居場所も同時に考えてほしい。

 

少人数学級は、すべての子どもにメリットがある。先生にも。

そこにかける財源も苦しい状況が説明されている。

それなら、不登校の子どものための特例校や夕方学校などをすすめるのは難しい。

それが現実だと感じました。