就労継続支援B型事業所の職員を補助する立場のアルバイトと言う形で不登校の方への対応をしていたことがあります。
不登校の方を支援する側の立場から言いますと、大変だった点はやはり、引きこもられることです。
つまり就労施設に行かなくなるのです。
ただ、これにも理由がありまして、例えば就労施設に行って殴られることを経験した場合、就労することが嫌になるのです。
と言うのも、不登校になってしまった方の中には暴力が原因のケースもあるので、そうした場合、施設内で暴力沙汰を経験するともう二度と施設には来なくなるのです。
何故、暴力が振るわれるかですが、あまり言いたくはないのですが、必ずと言ってよいほどこうした施設には、暴力を振るう利用者の方がいるのです。
そうした方が暴力を振るうことで、仕事を放棄したり第3者に押しつけることがあり、職員側も暴力を振るわれることがあるため、言い方が悪いのですが職員でも対応しないことがあります。
職員が対応しないのですからアルバイト側で対応することが難しくなり、それどころかアルバイトにそうした厄介な暴力を振るうタイプの施設利用者を押し付ける職員もいます。
これも言い方が悪いのですが、アルバイトの方が辞めていくのはそうした経緯があるのです。
それらを踏まえた上で、不登校の方が増えている問題を自分なりに考えました。
居場所がない方が多い上でその居場所すら破壊しようとする者もおります。
職員やアルバイト側の施設を運営する人間がいくら頑張った所で不登校や引きこもりと言った問題は解決するどころか、もっと問題が表面化していくと感じます。
簡単に言えば、受け入れる施設は増えても、問題となる要因を取り除けないので、そのうち施設すら利用されなくなるだろうなと言うのが私個人の意見です。
と言うのも、引きこもっている状況下で働く手法として、現在は在宅ビジネスなどもあります。
引きこもりや不登校に関しては通信制の学校の他、資格取得など様々なものがあり、施設自体がいらないのではないかと感じるようになりました。
こうした問題を踏まえると、不登校や引きこもりは減少はしないでしょうが、そうした不登校、引きこもりを支援する施設はもはや必要とされていないのではないかと言うのが私個人の意見です。
りら
ここからは管理人が書いています。
就労支援施設でのアルバイトの体験談です。
不登校やひきこもりの支援として就労施設もあるんですね。
このあたりの知識はありませんでした。
障害者施設で暴れたりすることは聞いたことがあります。
暴力の負の連鎖となりますね。
在宅ワークが普及していなくて、通信制高校もない時代であれば、確かに不登校・ひきこもりのその後として就労支援も必要だった気がしますが、今の時代だと、あまり必要ないかもしれませんね。
りら
貴重な経験をお話しくださり、ありがとうございました。
