高校生の息子が、一時期不登校の状態になりました。
人間関係のトラブルをきっかけに、学習面でもなかなかついて行くことができず不登校になってしまったのが大きな要因でした。
最初のうちは、所属している高校の適応教室に通っていたのですが、ここに通うのもなかなか辛いような状況になりました。
やはり、不登校の子供にとってみると、学校に行くことそのものが苦痛になってしまうようです。
そこで入学をした高校に紹介をしてもらって、不登校の子が多く通う高校のほうに転校をさせてもらいました。
最初のうちは、高校が変わることによって、この先の進路などが心配になりましたが、現在通っている高校のサポートを受けることができると言うことで、安心して親は送り出しました。
不登校の子が多く集まる学校に行くようになると、大きく環境が変わったことが影響したのか、これまで通り学校に行くことができるようになりました。
また、通常の高校の授業のように、大人数の授業ではなく、マンツーマンに個別指導をしてもらうことができたので、学力の補充もすることができ、最終的には無事に高校卒業することができました。
大学にも進学することができたので、親としては良い判断をすることができたと思っています。
りら
ここからは管理人が書いています。
今回は 高校の転校と適応教室に通った体験談を書いていただきました。
不登校児の親御さんです。
高校に適応教室があるパターンもあるのですね。
今は中学ですが、市の適応教室しかありません。
不登校となった時に別の通い方ができる選択肢が用意されているのは良いことだと思いました。
不登校となった時に、相談に乗ってくれてサポートしてくれる。
親としては心強く安心ですね。
不登校となったら、同じ場所に戻すことがゴールではない。
そこを目標とすると拗れていく。
環境や学び方を大きく変えることによって、登校できるようになった。
その子に合った環境であれば学校に通える。
居場所を作ってあげることが大切ですよね。
「親としては良い判断をすることができた。」
こういう風に言えるのが素晴らしいですね。
そんな決断をしたいです。
転校という大きな決断の成功例の体験談でした。
りら
とても貴重な経験をお話しくださり、本当にありがとうございました。
