私は、中学3年生のときに不登校になりました。
友人とのトラブルが原因でしたが、春から夏にかけての約1ヶ月間学校へは行きませんでした。
両親や担任の先生から、通学を進められたものの、そのときには学生時代がすべてのように感じて、その先のことまでは考えられませんでした。
ですが、あるとき、私と母は学校へと呼び出され、高校進学についての意見を求められました。
私は、ずっと通いたい高校があったのですが、現状を考えると難しいとも思っていました。
ですが、教師は今からでも遅くはないと言ってくれました。
そして、そのときに通信制高校の存在も知りました。
家にいながら勉強ができるということで、かなり魅力を感じましが、やはり全日制の高校にしました。
通信制高校に通っただけでは将来的に役立つとは思えなかったからです。
遅れた分の授業を取り戻すために、かなり時間をかけましたが、無事に合格することができました。
ですが、人間関係がやはり不安でした。もしかして、再び登校拒否になってしまうのだろうかと思いました。
そんなときに、先生が選択肢は色々とあるのだということを教えてくれました。
たとえば、途中で通うことができなくなったら、いつでも通信制に変えてもいいというものでした。
選択肢がたくさんあると考えることで、気持ち的に楽になり、高校に通えるようにもなりました。
りら
ここからは管理人が書いています。
この体験談は不登校であった本人が書いてくださいました。
全日制高校と通信制高校、不登校だと悩むところだと思います。
どちらがいいかは 子供の気持ち次第。
ここで、自分なりに目標を決められると 受験も頑張れます。
先生の声かけにより頑張れたんですね。
不登校の経験があると、その先 ちゃんと通えるか心配になります。
あらかじめ、通信制高校に編入する選択肢があることが気持ちを楽にする。
こういう風に考えられればいいんでよね。
娘のように その選択肢をなかなか受け入れられない子もいます。
それでも、やっぱり、選択肢があることを伝えるのは大切だと思います。
実際に通信制高校を卒業した体験談も読みました。
将来的に役に立った経験もたくさんありました。

りら
とても貴重な体験談をありがとうございました。
